1927年静岡県藤枝市生まれ。
病弱だった幼い頃より文学に親しむ。
青年期にカトリック入信。
学生時代には単車ヴェスパで一人、ヨーロッパと北アフリカ各地を放浪。
帰国後、大学へは復学せず、私家版「アポロンの島」を刊行。
それが作家島尾敏雄に絶賛され、商業雑誌に登場。
“内向の世代”の作家として注目された。
1986年「逸民」で川端康成文学賞
1994年「悲しみの港」で伊藤整文学賞
1998年「ハシッシ・ギャング」で読売文学賞
2000年日本芸術院賞受賞。
2005年日本芸術院会員に就任。
2006年旭日中綬章受章。
2008年4月8日肺炎のため永眠。
藤枝で執筆活動を続けた小川国夫。その詳しい資料や作品展示は 藤枝市文学館
Reference
製作 映画「デルタ 小川国夫原作オムニバス」上映委員会
お問合せ delta.movie2010@gmail.com